フォーマット |
SACDハイブリッド |
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構成数 |
11 |
国内/輸入 |
国内 |
パッケージ仕様 |
ボックス |
発売日 |
2023年10月25日 |
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規格品番 |
SICC-10437 |
レーベル |
|
SKU |
4547366636406 |
ドイツ音楽の世界的巨匠として人気の高いクリスティアン・ティーレマンとウィーン・フィルによる「ブルックナー:交響曲全集」が完成。2024年の作曲者生誕200年を記念するプロジェクトで、ウィーン・フィルが一人の指揮者で完成させた初のブルックナー全集です。11曲のうち5曲が今回初発売。
2019年の第2番を皮切りに2022年の第9番まで4年間をかけて、ウィーンのムジークフェラインとザルツブルク音楽祭で、ヘ短調と第0番を含む全11曲が収録(第3番・第1番・ヘ短調・第0番はコロナ下の無観客演奏)。ヘ短調と第0番はウィーン・フィル初演奏、第1番は晩年のウィーン稿を採用しています。ティーレマンはウィーン・フィルの持つブルックナー演奏の伝統に寄り添い、豊潤かつ濃厚なサウンドを生かした流麗な解釈を披露。作品の構造を浮き彫りにする対向配置も効果満点です。
日本盤のみハイブリットディスクでの発売。オリジナルマスターからのDSDリマスターはベルリンのb-sharpスタジオが担っています。
ソニー・ミュージック
構成数 | 11枚
合計収録時間 | 11:11:34
エディション | Remaster
ブルックナー(1824-1896):
DISC1
交響曲 ヘ短調 WAB 99★
[原典版(新全集X 1973年出版)/ノーヴァク校訂]
[録音]2021年3月27日&28日、ウィーン、ムジークフェラインザ-ル
DISC 2
交響曲 第1番 ハ短調 WAB 101 ★
[1891年第2稿(ウィーン稿 新全集I/2 1980年出版)/ノーヴァク校訂]
[録音]2021年4月12日~14日、ウィーン、ムジークフェラインザ-ル
DISC 3
交響曲 ニ短調 WAB 100「無効」★
[原典版(新全集XI 1968年出版)/ノーヴァク校訂]
[録音]2021年3月27日&28日、ウィーン、ムジークフェラインザ-ル
DISC 4
交響曲 第2番 ハ短調 WAB 102
[1877年第2稿(新全集新版II/2 2007年出版)/キャラガン校訂]
[録音]2019年4月25日~28日、ウィーン、ムジークフェラインザ-ル
DISC 5
交響曲 第3番 ニ短調 WAB 103
[1877年第2稿(新全集III/2 1981年出版)/ノーヴァク校訂]
[収録]2020年11月27日~29日、ウィーン、ムジークフェラインザール
DISC 6
交響曲 第4番 変ホ長調 WAB 104「ロマンティック」
[1878/80年稿(旧全集 Band 4 1936年出版)/ハース校訂]
[録音]2020年8月19日~22日、ザルツブルク、祝祭大劇場
DISC 7
交響曲 第5番 変ロ長調 WAB 105
[原典版(新全集V 1951年出版)/ノーヴァク校訂]
[録音]2022年3月5日~7日、ウィーン、ムジークフェラインザ-ル
DISC 8
交響曲 第6番 イ長調 WAB 106★
[原典版(新全集VI 1952年出版)/ノーヴァク校訂]
[録音]2022年4月30日、5月1日、2日、ウィーン、ムジークフェラインザ-ル
DISC 9
交響曲 第7番 ホ長調 WAB 107★
[原典版(旧全集 Band 7 1944年出版)/ハース校訂]
[録音]2021年8月1日&3日、ザルツブルク、祝祭大劇場
DISC 10 81:27
交響曲 第8番 ハ短調 WAB 108
[1887/1890年第2稿(旧全集 Band 8 1939年出版)/ハース校訂]
[録音]2019年10月5日&13日、ウィーン、ムジークフェラインザール
DISC 11 57:38
交響曲 第9番 ニ短調 WAB 109
[原典版(新全集IX 1951年出版)/ノーヴァク校訂]
[録音]2022年7月28日&30日、ザルツブルク、祝祭大劇場
★初発売
【演奏】
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:クリスティアン・ティーレマン
[ユニテル]
レコーディング・プロデューサー:アーレント・プローマン
バランス・エンジニア:ペーター・ヘッカー[ORF]
レコーディング・プロデューサー:フリーリアン・ローゼンシュタイナー(ヘ短調・第0番・第1番~第3番・第5番・第6番・第9番)、ミヒャエル・ブレース(第6番)
レコーディング・エンジニア:クリスティアン・ゴルツ(ヘ短調・第0番・第1番・第3番・第5番・第6番・第9番)、マルティン・ライトナー(第2番)
マスタリング・エンジニア:マルティン・キストナー(b-sharpミュージック&メディア・ソリューションズ)
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1.[SACDハイブリッド]
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2.[SACDハイブリッド]
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3.[SACDハイブリッド]
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5.[SACDハイブリッド]
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11.[SACDハイブリッド]
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カスタマーズボイス投稿日:2024/03/11ティーレマンを「ドイツの世界的巨匠」などというのはまだ百年早い。私はブルックナー2番、8番を聴いたがブルックナーの「神への祈り」や人生の寂しさ・哀愁のかけらもない。録音もウィーンフィルの響きが甘ったるすぎて話にならない。これならまだドレスデン・シュターツカペレとの方が響きの点でまだましだ。ティーレマンを甘やかすのもいいかげんにしてもらいたい。話題は「習作」と「0番」を初めてウィーンフィルが演奏したことくらいであろう。ウィーンフィルはブルックナーが売れない頃は冷たくしていて、売れたとなると途端に自分たちの十八番のように扱ってきた。私にはミュンヘンフィルやドレスデン、ゲバントハウスの方がブルックナー演奏とその普及に貢献してきたように思われてならない。ティーレマンのレコードはいつも期待をもって聴いてきたが、いつも期待を裏切る。ドイツ出身のライヴァル指揮者が他にいないのが残念である。以上、私の正直な私見である。
投稿日:2023/11/18ついにウィーン・フィルが単独指揮者の下で初めての全集を録音しました。今まであったものも複数指揮者の下でのDeccaの全集がひとつだけ。今回の全集、ジャケットにはブラックの背景に大写しされたウィーン・フィルのエンブレムがひとつだけ。ティーレマンの写真の一つもありません。このジャケットを見るだけでも、この全集がウィーン・フィルにとっていかに重要で大切なものなのかわかります。この全集は「ウィーン・フィルにとっての全集」なのだと思います。この全集に抜擢されたのがティーレマン。今の時代にブルックナーを安心して聴かせてくれる指揮者の一人ではないかと思いますが、何よりウィーン・フィルとの息の合い方が本当にぴったりで、全編にわたって素晴らしい解釈を聴かせてくれています。月並みな言い方ではありますが、どこを取っても本当に美しい演奏です。また、この全集では00番や0番がウィーン・フィルの演奏で聴けるという楽しみもあります。ただでさえ演奏機会も録音も少ない2曲ですが、やはりウィーン・フィルがやるとこういう解釈、音色、響きになるのかと、改めて感銘を受けました。正直なところ、ブルックナー好きな方々になら、この2曲が入ったウィーン・フィルの全集というだけでも、充分な購入価値があるのではないでしょうか。この国内盤には124ページにも及ぶ、紙質も上質で大変立派なブックレットがついています。充実した楽曲解説は輸入盤のブックレットの邦訳ではないかと思いますが、ウィーン・フィルによる各交響曲の初演時からの演奏記録も載っていて、これは輸入盤のブックレットにもあるのでしょうか。資料的価値も大変高いものとなっています。録音はムジークフェライン、ザルツブルク祝祭大劇場、どちらもマイクとオケの距離感が程よく、音圧もたっぷりあり、直接音とホールトーンのブレンド感が絶妙で、ウィーン・フィルの美質を存分に味わえる大変美しい録音です。楽器の定位もはっきりしていて、対向配置ならではの響きもしっかりと聴きとれます。ウィーン・フィルに脈々と受け継がれてきたブルックナーの演奏伝統と、そこに花を添えるティーレマンのブルックナー解釈。素晴らしい名演の数々をぜひ多くの人と共有したいと思います。
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