ジュールズ・ホランド(Jools Holland)とホセ・フェリシアーノ(Jose Feliciano)による夢のコラボ、名曲カヴァー・アルバムをリリース

スクイーズのキーボード奏者としてのキャリアを始め、バンドリーダー、ピアニスト、作曲家、そして司会者とその才能を多方面で開花させているUKのベテラン・アーティスト、ジュールズ・ホランド。その彼もレジェンドとリスペクトするプエルトリコ出身のシンガー・ソングライター、ホセ・フェリシアーノとの夢のようなコラボレーション・アルバムが実現！

ブリティッシュ・ポップのレジェンド、スクイーズのニュー・アルバム＞＞＞

本作は、ジュールズとホセの二人が世代を超えて愛される名曲をカヴァー。その中には、スティーヴィ・ワンダーの「Treat Yourself」、リード・ベリーの「Midnight Special」、R&Bスタンダードの「Hit The Road Jack」などが含まれている。また、ホセのクリスマス・シーズンの名曲「フェリス・ナビダッド」を、ジュールズらしいスカ・ナンバーでアレンジしたものや、ヒット・ナンバー「Let's Find Each Other Tonight」「One More Drink」も収録。全編ホセの哀感のこもった歌声とギター、そしてジュールスのヴォーカルとブギウギ・ピアノが流れている。

そんなアルバムのハイライトの一つとなりそうなのが、ジュールズが作詞・作曲を手掛け、ホセがヴォーカルを担当したタイトル・トラックの「As You See Me Now」。ジュールスは、この曲について「命が吹き込まれ、まるで彼自身の曲のように聴こえるんだ。曲を輝かせようとする、それこそが、パフォーマンスが持つ醍醐味の一つだと思う。それが自分の曲であろうと、他の人の曲であろうと、命を吹き込みたいと思うんだ」と語っている。また、もう一つのハイライトとなるであろう、ジャンゴ・ラインハルト風の「Honeysuckle Rose」についても、「ただのワンテイクで録り終えた曲だ。1930年代の人気ジャズ・クラブのような熱気と盛り上がりがあった。あんな風に演奏するホセを見たことが無かったし、バンドもすごく気にっていたよ」と語る。またアルバムの最期を締め括る「You're So Cold」では、リタ・ウィルソンがジュースとデュエットを披露。ちなみに二人は、2016年南極に行ったときにこの曲を共作したそう。

ジュールズ・ホランドとホセ・フェリシアーノの息の合ったコラボレーションは、本作『As You See Me Now』で終わることなく、35公演の全英ツアーも予定されている。二人の音楽の匠たちよる世代を超えた名曲の名演はこの冬大きな話題を集めるに違いない！